金沢カレーって何だ?

会社の近くに「ゴーゴーカレー」というカレー屋が出来ました。
以前から秋葉原へ行くたびに気にはなっていたのですが入ったことはありませんでした。
しかし、会社から歩いて3分の所に出来たとなれば行かないわけにはまいりません。
てなわけで早速行ってきました。

このお店のイチオシは「金沢カレー」という聞き慣れないカレーです。
じっさいのメニューに表記されているのは「ロースカツカレー」なので迷わずそれを注文。
出てきたものは、カツカレーの上にキャベツが乗ったものでした。
カツにはあらかじめソースがかかっていて、スプーンではなくフォークで食べるのが金沢流らしいです。

食べ始めてから「ん、こんなカレー食べたことあるよな」と記憶をたどってみたら、神保町の「キッチン南海」のカツカレーに近いかな、という結論に至りました。
カレーにキャベツを添えるというのはバリエーションのひとつとして以前からありました。
築地の「中栄」もそうですよね。
それをことさら「金沢カレー」などと銘打つ必要があるのか?
と納得がいきませんでした。
味のほうはまずいということはなかったんですけどね。
ふだん、「まんてん」や「南海」といった実力派のカレー店で食べ慣れている神保町の“カレー食い”としてはちょっと物足りなかったです。
食後、明日の昼飯は「まんてん」のカツカレーにしよう!
と心に強く誓った店主でした。

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世田谷でワシも考えた

GW中、世田谷美術館で行われている「冒険王・横尾忠則」展に行ってきました。
6月15日までやっているのですが、「行くのはこの日」と以前から決めていました。
なぜなら、横尾先生と荒俣宏氏の対談があるからです。

10時から整理券を発売するというので早めに出て、9時20分頃美術館に到着。
すでに50人ほどが並んでいたのですが、定員は200人なのでひと安心。
その後、瞬く間に列は長くなり、自分の後ろの人は100人ぐらいになりました。
10時に無事整理券をゲット。対談は14時からなので4時間も時間をつぶさなければなりません。展覧会を見てまわってもせいぜい1時間でしょう。
さあ、どうするか?
転んでもただでは起きないのがサイン本ハンター七庫屋。
調べてみると、ここからいちばん近いブックオフは大蔵多摩堤通り店。
ちょっと遠いですが、4時間あれば余裕で戻ってこれそうです。

ブックオフへ向かう途中、岡本という町を通るのですが、ここはユーミンも住んでいるという高級住宅地。私の感覚からするとどの家も例外なく豪邸です。
そして坂を下り平地となって、住所が鎌田に変わるあたりから普通の郊外の風景となるのでした。
そこで、あらためて思ったのですが、高台の「よさげ」な土地はあらかた金持ちに陣取られているということ。ま、当然といえば当然なんですけどね。
一口に「世田谷」といっても格差は存在するのだなぁ、としみじみ思いました。
今回のタイトルのネタ元は椎名誠さんの『インドでわしも考えた』でした。

横尾先生と荒俣氏の対談。
とても興味深いお話を聞くことができました。
詳しいことは書きませんが、印象的だったことをひとつ。
横尾先生が荒俣氏に伝授したというハゲ防止法。
「シャンプーをせずに、体を洗ったせっけんでそのまま髪も洗う」ことだそうです。これには私も大きくうなずきました。
以前からハゲる原因はシャンプーのしすぎでは? と感じていたからです。
横尾先生の見立てによると、荒俣氏の頭髪は「増えてきた」ようです。

今回はサイン本ではありませんが、店主秘蔵の横尾先生の直筆サイン入りポスターをご紹介しましょう。以前、サイン会でご本人から直接サインしていただいたものです。
横尾先生のサイン本は所有していませんが、あせる必要は全然ないのです。
なぜなら横尾忠則オフィシャルサイトでいつでも購入可能なのですから。

ブックオフで発掘したサイン本はないんかい?
というツッコミもあるかと思いますが、とくに無いです。
まったく無かったわけではないのですが、ここで紹介するほどのものではありませんでした。

Yokoo_2

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ヤフオク風雲録【黎明篇】

これから何回か(不定期で)サイン本とは関係ない話をします。

七庫屋を立ち上げてからは、せどりに専念している店主ですが、
ここまでの道のりは平坦ではありませんでした。
紆余曲折あって古本を扱うようになったわけなのですが、
今まで数えあげればきりがないほど色々なものに手を出してきました、ええ。

1999年。
この年にすべてが始まったと言っても過言ではありません。
みなさんは「食玩」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
そう、この年の夏、映画「STAR WARS エピソード1」が公開されました。
そしてアレが始まったのです。
アレというのはもちろんペプシのボトルキャップキャンペーン。

その年の夏、私は失業していました(笑)。
しかしさほど悲観もせずに「ま、なんとかなるだろ」と思いながら、
近所の公園でひなたぼっこなどしながら日々過ごしていたのでした。
そこに突如出現したあのキャンペーン。
たちまちハマって、ペプシを買い漁るようになり、
「大人買い」をするようになるまでそう時間はかかりませんでした。
しばらくの間は単純に集めるという行為が楽しくて、
だんだん揃っていくことに喜びを感じていました。
が、やがて自力で集めることに限界を感じて、
ネットの掲示板で同好の士とトレードをしたりしてコンプリートを達成することが出来ました。
しかし、それはあくまで「ノーマル」のコンプリートにすぎません。
当たりが出たらもらえる「スペシャルボトルキャップ」は
無理だろうとあきらめていたのです。

ところが、です。
「当たりシール」を見分ける方法を解明したのです。
さあ、それからが大変。
もう毎日コンビニやらスーパーやらをはしごしましたよ。
なにしろ失業中ですから時間はいくらでもあります。
自分の分はもちろん、ヤフオクに出品するためにもがんばりました。
ピーク時、当たりシール1枚が5000円ほどにもなったのです。
スーパーなど大量に陳列している所で探せば2〜3枚はすぐ見つかりました。
失業中の身でありながら生まれて初めて時給1万円オーバーを体験。
実社会では負け組の自分がヤフオクでは勝ち組になった瞬間でありました。

下の画像は射幸心を煽るためにわざと混入率を低くした(と噂される)
名優アレック・ギネス演じるオビワン・ケノービのボトルキャップです。

次回につづく、たぶん。

Obiwan

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アーロンチェアを買いました

今回はサイン本の話ではありません。
まったく関係ないイスの話です。

それは突然やってきた。
その日は土曜日で天気もよかったので、
ちょっと遠出してみるべ、てなワケで飯田橋で昼食をとることにした。
ふだんは神保町なんですけど、月イチ程度の割合で飯田橋へも行くのです。
クラウンエースでカレーを食べて職場に戻ろうとしたところ、
途中にある中古事務機ショップになにやら見覚えのあるイスが…。
おもわず二度見してしまいましたね。
まさか、と思いましたが、
それはまぎれもなくアーロンチェアだったのです。
店の人に「あ、あのイスなんですけど…」
と興奮気味に切り出すと、
店の人も店の人で、若干興奮気味に
「お客さん、お目が高いですねぇ」と嬉しそうに応えてくれた。
まだ青年といった風情の店長さんは、
「僕も長年この商売やってるけど、まさかアーロンチェアが入荷するとは思わなかった」とおっしゃっていました。
相当まとまった量が入荷したそうで、黒はすでに完売したとのこと。
残っていたのは店頭にあった紺と離れた倉庫にあるという緑、赤の3種。
緑と赤は現物のイメージが想像できなかったので紺を選びました。
お値段は65000円也。

しかし、後になって思ったのですが、
もし黒の在庫があったら黒を選んでいたことでしょう。
完売していたからこそ紺を買ったわけです。
結果的にはこれがよかったと思っています。
日本で買える色は黒かグレーしかありませんからね、
ある意味レアなのではないかと満足しています。

ほんの1週間前までは夢であったアーロンチェアが
今こうして家にあるなんて信じられません。
クルマなら「いつかはクラウン」(古いか)。
椅子なら「いつかはアーロンチェア」でしょう。
しかし、15万円もするイスを
欲しいからといって気軽に買える人は少ないでしょう。
自分も少し前までは漠然と欲しがっていただけでしたが、
偶然が重なって、中古ではありますが、
晴れてアーロンチェアオーナーになれました。
みなさんも、夢を夢で終わらせずに実現してください。

アーロンチェアが家に来て感じたこと。
デカイ…。
店で見たときはそんなに感じなかったけど、家に置くと巨大です。
体感サイズは、普通の事務用のイスの1.5倍。
重さは3倍といったところです。
ただでさえ床が傷んでいたのに、今後さらなる床の傷みが懸念されます。
市場に出回っているのはほとんどがミディアムサイズだと思いますが、
日本の住宅事情を考慮すると
スモールサイズという選択肢もアリだと思います。

Arlon

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アド街つながり

今回は偶然にしては出来過ぎているという例。

愛川欽也著『なるほど!ザ・日本人』(1984年・時事通信社刊)。
…をせどりしたのである。

Kinkin









そして、その翌々日ゲットしたのが、
八塩圭子著『女性アナウンサーという生き方』(1999年・日経BP社刊)。

Yasio






そうです、八塩さんといえば「出没アド街ック天国」の初代司会者。
キンキンのパートナーだった人なのである。
このつながりでいくと、次は泉麻人さんか山田五郎さんの
サイン本をゲットできるはずである。

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世界のタミヤ

田宮俊作と聞いて、一体どれだけの人がわかるだろうか。
よほどの体育会系人間でないかぎり、
誰でも子供時代(大人になっても?)に一度はお世話になっているであろう
田宮模型の社長さんである。
めったなことでは人を尊敬したりしない私ですが、
田宮さんは数少ない尊敬できる人物のひとりである。

本日、ブックオフ大井町阪急店で発掘したのが、
田宮俊作著『田宮模型をつくった人々』(2004年・文藝春秋刊)。
こういうサイン本を見つけたときは嬉しい。
なにしろこっちは田宮俊作さんの顔を知らないのである。
もし街で見かけても「あのぉ、サインしていただけますか」
などということにはならないし、
まさかサイン会を開催したりすることもないだろう。
一企業の経営者からサインをもらうのは至難の技だ。
今回縁あってせどりできたわけだが、
もう二度と手に入れることは不可能だろう。

Tamiya

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硬券現役

休みを利用して静岡県東部のブックオフを視察してきた。
訪れたのは静岡長泉店と富士本吉原店。
どちらもこれといった収穫はなかった。
去年、宇都宮に行った経験から予想はしていたが、
本の状態は悪く、数も少なかった。
でもまぁ、それはいい。
今回行った土地はどちらも縁がある所で、
30数年ぶりに思い出の土地を歩けただけで満足だ。

記憶にはほとんど残っていないのだが、
たしかに吉原で岳南鉄道に乗り換えて親戚の家に行っていたのだ。
吉原駅の岳南鉄道連絡口は、今が21世紀だということすら
忘れてしまうほど見事に時代に取り残されている。
昭和30年代ブームとかで、若い人たちの間でもレトロなものに対する
注目が集まっているが、それはあくまでも「おしゃれかわいい」ものが対象だ。
しかし、ここ吉原駅のレトロさと言ったら、そんな甘いもんじゃない。
なんていうか「つげ義春」ワールドとでも言いましょうか。
ヤバイくらい過激かつ強烈なレトロです。
免疫のない人は近寄らないほうが身のためです。

その吉原駅岳南鉄道連絡口はJR職員がいません。
切符の販売は岳南鉄道に委託しています。
券売機もありません。
岳南鉄道の駅員に「沼津まで」と行き先を告げて切符を受け取ると、
それはなんと“硬券”のものでした。
いやぁ、なんだか感動して涙が出そうになりましたよ。
レトロさを売りにしてるとかじゃなくて、
まったく日常的に硬券が使われているんですね。
いつまで続くかわからないけど、やれるところまでやってほしい。

硬券を手放すのがあまりにも惜しくて、
下車するときにダメ元で「記念にもらえませんか」と尋ねたら、
無惨にも「無効」というゴム印を押されてしまいました(泣)。

Gakunan

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新ジャンル

ブックオフ戸越店で、松野頼三著『細川・小沢政権陰陽のバランスが崩れるとき』
(1994年・日本テレビ刊)という長いタイトルの本を発掘。

これまでいろいろなサイン本をせどりしてきたが政治家は初。
しかも大臣経験者。
若い人はご存知ないかもしれないが、
店主ぐらいの世代にはギリギリ記憶のある名前だ。
いつもなら政治や経済の棚なんか無視するのだが、
今日はなぜか気まぐれでチェックしてしまったのだ。

政治家の書いた本とえば、圧倒的に石原慎太郎氏の著書が多い。
ま、元々小説家だから当り前だけど。
そういえば、石原氏は相当な悪筆であるらしい。
ぜひともサインを拝見したいものである。

raizo

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ビンゴ!

連休ということもあり、いつもより遠出して横須賀まで行ってきた。
横須賀には追浜と堀之内にブックオフがあるのだが、
どちらにもこれといった収穫はなかった。
でもいいのだ、京浜急行にいっぱい乗れたから(笑)。

収穫は帰りに途中下車した川崎モアーズ店にあった。
鷺沢萠著『少年たちの終わらない夜』(1990年・河出書房新社刊)。
実はねらってたんです、鷺沢さんのサイン。
つい最近鷺沢さんの作品を読んで、常に意識していた作家なので、
なんとしても欲しかったのです。
それがこうも早く実現するとは。
「願えばかなう」ってやつですかね。
献呈本なのがちょっと残念だけど、また探します。

今はかなりの数の作品が棚に並んでいて、
「鷺沢萠」というプレートで区分けされているけど、
いずれ数が減って単に「さ行」の作家として十把一からげに
されてしまうのでしょうね。
なにしろもうこの世にいませんからねぇ。
新刊が出ることもそうないだろうし。
残念です。

megumu

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