ヤフオク風雲録【黎明篇】
これから何回か(不定期で)サイン本とは関係ない話をします。
七庫屋を立ち上げてからは、せどりに専念している店主ですが、
ここまでの道のりは平坦ではありませんでした。
紆余曲折あって古本を扱うようになったわけなのですが、
今まで数えあげればきりがないほど色々なものに手を出してきました、ええ。
1999年。
この年にすべてが始まったと言っても過言ではありません。
みなさんは「食玩」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
そう、この年の夏、映画「STAR WARS エピソード1」が公開されました。
そしてアレが始まったのです。
アレというのはもちろんペプシのボトルキャップキャンペーン。
その年の夏、私は失業していました(笑)。
しかしさほど悲観もせずに「ま、なんとかなるだろ」と思いながら、
近所の公園でひなたぼっこなどしながら日々過ごしていたのでした。
そこに突如出現したあのキャンペーン。
たちまちハマって、ペプシを買い漁るようになり、
「大人買い」をするようになるまでそう時間はかかりませんでした。
しばらくの間は単純に集めるという行為が楽しくて、
だんだん揃っていくことに喜びを感じていました。
が、やがて自力で集めることに限界を感じて、
ネットの掲示板で同好の士とトレードをしたりしてコンプリートを達成することが出来ました。
しかし、それはあくまで「ノーマル」のコンプリートにすぎません。
当たりが出たらもらえる「スペシャルボトルキャップ」は
無理だろうとあきらめていたのです。
ところが、です。
「当たりシール」を見分ける方法を解明したのです。
さあ、それからが大変。
もう毎日コンビニやらスーパーやらをはしごしましたよ。
なにしろ失業中ですから時間はいくらでもあります。
自分の分はもちろん、ヤフオクに出品するためにもがんばりました。
ピーク時、当たりシール1枚が5000円ほどにもなったのです。
スーパーなど大量に陳列している所で探せば2〜3枚はすぐ見つかりました。
失業中の身でありながら生まれて初めて時給1万円オーバーを体験。
実社会では負け組の自分がヤフオクでは勝ち組になった瞬間でありました。
下の画像は射幸心を煽るためにわざと混入率を低くした(と噂される)
名優アレック・ギネス演じるオビワン・ケノービのボトルキャップです。
次回につづく、たぶん。










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