私にも意地があります
理解してもらうのは難しいかもしれませんが、すでに持っている人のサイン本なら、もういらないかというと、そういうわけでもないのです。
たとえばですね、村上春樹さんのサイン本とかなら高く売れるから、何冊あっても困らない、というのもひとつの理由です。
しかし、そういうことではなく、タイトル限定で欲しくなることがあるのです。
いまひとつわかりにくいと思うので具体例で説明しますね。
リリー・フランキー著『ボロボロになった人へ』(2003年・幻冬舎刊)。
リリーさんのサイン本はこれまでに何度も発掘しているし、このブログでもご紹介したことがあるかと思います。
しかし、この本のサイン入りはいくら探してもなかったのです。
そうなると不思議なもので、ムキになるというか意地になるというか、もう売れる売れないは関係なく欲しくなってしまうのです。
たとえ欲しいというお客様が現れなくても私は満足です。
この本は『東京タワー』以前のものですから、サインも豪華です。
なんというかファンの方に対するサービス精神にあふれている感じです。
『東京タワー』以後、リリーさんを取り巻く環境は一変したことでしょう。
なにしろ顔が売れてしまいましたからね。
時には「よからぬ」やつからもサインをねだられたりすることもあると思います。
あんまりサイン、サインってうるさくされると、さすがにウンザリしてくるんじゃないでしょうか。
最近のリリーさんがどんなサインを書くのか知りませんが、この時みたいな手の込んだものではないような気がします。
あくまでも想像ですけどね。


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