私にも意地があります

理解してもらうのは難しいかもしれませんが、すでに持っている人のサイン本なら、もういらないかというと、そういうわけでもないのです。
たとえばですね、村上春樹さんのサイン本とかなら高く売れるから、何冊あっても困らない、というのもひとつの理由です。
しかし、そういうことではなく、タイトル限定で欲しくなることがあるのです。
いまひとつわかりにくいと思うので具体例で説明しますね。

リリー・フランキー著『ボロボロになった人へ』(2003年・幻冬舎刊)。

リリーさんのサイン本はこれまでに何度も発掘しているし、このブログでもご紹介したことがあるかと思います。
しかし、この本のサイン入りはいくら探してもなかったのです。
そうなると不思議なもので、ムキになるというか意地になるというか、もう売れる売れないは関係なく欲しくなってしまうのです。
たとえ欲しいというお客様が現れなくても私は満足です。

この本は『東京タワー』以前のものですから、サインも豪華です。
なんというかファンの方に対するサービス精神にあふれている感じです。
『東京タワー』以後、リリーさんを取り巻く環境は一変したことでしょう。
なにしろ顔が売れてしまいましたからね。
時には「よからぬ」やつからもサインをねだられたりすることもあると思います。
あんまりサイン、サインってうるさくされると、さすがにウンザリしてくるんじゃないでしょうか。

最近のリリーさんがどんなサインを書くのか知りませんが、この時みたいな手の込んだものではないような気がします。
あくまでも想像ですけどね。

Boro

| | コメント (0)

こういうこともあるんですね

七庫屋のサイン本仕入れルートは、ほぼブックオフでのせどりです。
他にはサイン会等のイベントで入手するということもあります。
しかし、今回はちょっと変わった方法で入手いたしました。

東村アキコ著『ひまわり〜健一レジェンド』(2009年・講談社刊)。

この本は、神保町の書店で、購入者にプレゼントが当たるというキャンペーンをやっていて、たまたまそれに当選していただいたものです。

プレゼントの賞品はいくつかあって、希望する賞品を選べたのですが、あいにくその中に私の知っている作家はいませんでした。
東村さんを選択したのに理由があったわけではありません。
ただなんとなくです。

そんなわけでこのサインに描かれているキャラクターが誰なのかもわかりません。
『ひまわり』の登場人物であるということまではわかったのですが…。

東村アキコさんという作家さんについての予備知識もまったく持ち合せておりません。
しかし、漫画家さんのサイン本は一冊でも多く欲しいと思っていましたし、女性作家のものって今まであまり持っていなかったので、今回の当選は素直に嬉しいです。

問題は値付けですね。
このサインに一体どれほどの価値があるのか皆目わかりません。
もしかしたらレアなのでしょうか。

Akiko

| | コメント (0)

今でもアイドルです

何年か前に『負け犬の遠吠え』という本がベストセラーになりましたが、どうやら芸能人においても結婚した人が「勝ち」みたいな感じになってしまったようですね。

どういうことかというとですね、たとえばアイドル的な存在だった女性が20代後半ぐらいに結婚して専業主婦というパターンがありますよね。
専業主婦とは言っても、時々はテレビに出たりして、芸能界から完全に引退したわけではなく腰掛け程度には関わっているような人。
多くの場合は子ももうけていて、子供服ブランドなどを“立ち上げ”ていたりします。

しかし、私にはどうも違和感があるのです。
果たして、こういう人たちが「勝ち組」と呼べるのでしょうか?
30過ぎても40過ぎても、歌っていたり演じていたりしている人こそ勝ち組なのではないでしょうか?
逆に負け組じゃないですか。
はっきり言いましょう、「主婦」や「ママ」であることに芸能人としての価値などありません。

今回発掘したサイン本の著書は今でも現役。
最近あまりお見かけしませんが、芸能活動は継続しておられるようです。

大場久美子著『やっと。やっと!』(2009年・主婦と生活社刊)。

こういうサイン本を発掘するとテンションあがりますねぇ。
えらく気合いの入ったサインです。
大場さんがサイン会を行ったという形跡はありませんので、このサインは誰かお世話になった方に贈ったものだと思うのです。
毛筆で落款もありますし、サイン会ではここまで手の込んだことはできないでしょうから。
あるいは雑誌か何かの読者プレゼントという可能性もありますね。
いずれにしても珍しいものには間違いないと思います。
ファンの方いかがですか?

Ohba

| | コメント (0)

友情ってはかないものですね

ブックオフでせどりをしていると、作家の名前に詳しくなるのはもちろんですが、出版社にも詳しくなります。
私が主にチェックする日本人作家の単行本の棚(ブックオフでいう日文ですね)には、講談社、集英社、小学館といった誰でも知っている出版社と並んでこの出版社の本も驚くほどたくさんあります。
それがベストセラー製造会社「幻冬舎」なのです。

その幻冬舎を率いるのが「出版界の風雲児」(と呼ばれているかどうかわかりませんが)、社長の見城徹氏。
出版社の社長というか編集者のサインを発掘したのは今回が初めてだと思います。

見城徹著『異端者の快楽』(2008年・太田出版刊)。

ちょっと意外だったのは、その筆跡です。
もっとカタイというか重いというか、カッチリした字を書く方だと予想していたのですが意外にくだけた感じの筆跡でした。
福島瑞穂さんの字ほどの衝撃はありませんでしたけどね。

武士(誰が武士だ)の情けで為書は消しておきました。
「長年の友情に感謝を!」という見城氏のお言葉が空しく響きます。
為書入りの本をブックオフに売り飛ばすときは要注意です。
店主の格好の餌食になりますからね。

Kenjo

| | コメント (0)

第一印象は「うわっ」

サイン本せどりを長くやっていると、どんなサインを見ても少々のことでは驚かなくなります。
しかし、まれに「これはすごいな」というサインに遭遇することがあります。
以前発掘した伴田良輔さんのサインなどがそうでした。
もうなんと言うか、店主のような凡人の想像を超えているんですね。

今回発掘したこのサイン。
表紙を開いてこのページ(見返し)が目に飛び込んできた瞬間、「うわっ」と思いました。

五木寛之・塩野七生著『おとな二人の午後』(2000年・世界文化社刊)。

なんか、こんな昆虫いますよね。
擬態というんですか、周囲の環境に自分の姿を同化させるやつ。
名前わからないんですけど、日本にはいないのかな?
とにかくそんなような印象を受けました。

しかし、このサイン書くの時間かかりそうですね。
為書と署名、そして落款を押すのに計2分というところか。
100人やったとして200分、3時間20分?
うーん、そんなわけないよな。
意外に速くて1人当たり1分ぐらいで済むのでしょうか。

この本、五木寛之先生と塩野七生先生の共著なのですが、残念ながらサインは五木先生のみ。
塩野先生とのダブルネームだったら、なおよかったのですが。

Itsuki

| | コメント (0)

出張販売にチャレンジ

本日はとても珍しい体験をしました。
七庫屋はネット専業ですから、これまで対面販売をしたことがありませんでした。
ところが先日、直接会って買いたいと、お客様からご要望があり、待ち合わせをして対面販売をすることとなりました。

人見知りであがり症の店主にそんな大それたことが出来るのか?
という一抹の不安がありましたが、長い人生そういう経験も必要だろう、ちゅうことでお会いすることにした次第です。

このお客様は七庫屋の存在を「サイン仲間」を通じて知ったということで、そういう話を聞くと正直「やっててよかった」という気になりますね。

で、実際お会いしてどうだったかというと、お客様が店主とほぼ同年代ということもあり、わりと普通に会話できました。
持って行ったサイン本の状態が良いと褒めていただいたり、店主のブログが面白いと言っていただいたりと、うれしはずかしの時間を過ごさせていただきました。
生意気にもせどりのアドバイス的なこと等を話させていただき、気がついたら2時間近く経っていました。

ただ、店主は若干耳が遠く(年のせいではないですよ)、ざわついたお店の中だと相手の声がよく聞こえず、おもわず身を乗り出してしまい、声も大きくなりがちになります。
ちょっと変な人に思われたかもしれません。

今回のような出張販売を今後も続けるかどうかは分かりませんが、お客様からのご要望があれば検討したいと思います。

さて、サイン本も紹介しておきましょうね。
本日はせどりはしなかったのですが、先日発掘したのがこれ。

武田双雲著『書の道を行こう』(2009年・PHP研究所刊)。

テレビでよく見ます。
字が上手い人ですよね。
まだお若いようですが、すでに“巨匠”感が漂ってます。
このサインも将来価値が出たりするのでしょうか?

Sohun_2

| | コメント (0)

いわゆるひとつの売れっ子です

テレビはもちろんのこと、あらゆる媒体に出まくっているので、いくら世情にうとい店主でもこの人のことは知っていました。

宮藤官九郎著『私のワインは体から出て来るの』(2004年・学習研究社刊)。

私が知っている宮藤さんは主に俳優としてですね。
と言っても、何というドラマに出ていたかということは分からないんです。
よく分からないけど、顔と名前は知っているという存在です。

宮藤さんは俳優以外にも脚本家、演出家、ミュージシャンなど、色々な顔を持っているようです。
最近では阿部サダヲさんが出ている映画の脚本を担当されているらしく番宣に出ずっぱりでした。

私は『木更津キャッツアイ』も『池袋ウエストゲートパーク』も『タイガー&ドラゴン』も見たことがないので、今度DVDを借りてみようと思っています。
しかし、実は私、DVDをレンタルで観るという習慣がないのでした。
返すのが面倒というより、なんかレンタルショップって偉そうじゃないですか。
いちいち身分証明書の提示とか求めるし。
そんなことしてまで借りたくねえよ。
こんな私は変わり者ですか?

Kankuro

| | コメント (0)

こりゃ読めんわ

東京に住んでいても、行く場所はだいたい決まっていて、自宅周辺か勤務先周辺のどちらかです。
店主の場合はせどりがあるので、一般の人と比べると行動半径はやや広いかな、という気はします。

ブックオフのない池袋は、これまで年に数回程度しか行かなかったのですが、
今度池袋に大型店が出来ることになり、行く機会が増えそうです。

本日、池袋の書店でサイン会があり、そのついでにオープン直前のブックオフを偵察がてらのぞいてきたのですが、もう陳列も終わり、あとは開店を待つだけといった感じでした。
買取はすでに始まっており、中に入ることも可能だったので、まだ誰にも荒らされていない店で思う存分せどりができたら、どんなに気分がいいかと思ったりしました。

さて、本日の目的はこの方のサイン会でした。
魔夜峰央著『パタリロ』83巻(2009年・白泉社刊)。

失礼ながら「まだやってたのか」と思いました。
私もそれほど魔夜先生について詳しいわけではありませんが、『パタリロ』は知っていました。
確かあれはまだ店主が10代の頃だったと思いますが、『パタリロ』の単行本も持ってましたしね。
最新刊を見て思ったのは、なんだか誌面が「白いな」ということですね。
もともとこういう画風だったのかな?

実際にお会いした魔夜先生は、黒ずくめの衣装にサングラスというイメージ通りのいでたちでした。
意外だったのは、サインをした後、先生自ら手を差しのべられて「ガッチリ」といった感じで力強く握手をしてくれたことでした。
クールな外見に反して、熱いものを秘めた方なのだな、という印象を受けました。

ところで、このサイン、どう見ても「魔夜峰央」とは読めませんよね。
本人が書いてくれたんだから間違いないのですが。
ちなみに、為書と署名はペンを使い分けています。

Pata_2

| | コメント (2)

彦摩呂さんならこう言うね

特定の人のサイン本を長い間探し続けていると、いつの間にか自分の中でサインのイメージが出来上がってしまうことがあります。
もちろん、そんなことを思う間もなく偶然見つけることのほうがはるかに多いのですが、今回発掘した人はかれこれ5年越しの捜索だったので、すっかりイメージが完成していました。

野村萬斎著『萬斎でござる』(1999年・朝日新聞社刊)。

まず意表をつかれたのが、タテ書きではなくヨコ書きだということ。
この時点ですでに予想を裏切られたわけですが、さらにはフルネームで「野村萬斎」と書かれていないんですね。
最初の字は「萬」と「ま」の合成なのでしょうか?
なんか図案化されているような感じですね。
それが次の「m」につながっていて、「a n s a」ときて、
「i」が最後の「斎」につながっています。
彦摩呂さんなら
「漢字とアルファベットの融合やぁ〜」
とコメントしていることでしょう。

まあ、これはこれでいいと思いますが、やはり筆で書いたサインも見てみたいものですね。
いずれ発掘してみせますよ(キッパリ)。

Mansai

| | コメント (0)

余禄

ブックオフでサイン本を探していると、思わぬ“お宝”に遭遇したりすることがあります。
いわゆるレア本というやつですね。
サイン本はもちろん七庫屋の在庫を充実させるために仕入れるのですが、すぐにお金になるわけではありません。
人気のある人のサイン本なら、リストに掲載したそばから売れていくこともありますが、多くの場合は仕入れてから売れるまで何ヶ月も(ときには何年も)かかります。
その点、レア本は七庫屋では売れませんが、ヤフオクに出品すれば即現金化が可能です。

レア本を見つけるということはお金を拾うのと同じことです。
店主は「お金が落ちていても拾わない」ほど人間が出来ていないので、レア本を見つけたら躊躇なく買います。
しかもお金と違って警察に届ける必要もないのです。

一例を挙げると、
『微妙ハンター』、『プリンセスプリンセスだった』、『ヘンな物さし。』…
等がレア本と言えるでしょうか?
写真集なら『月刊真木よう子』や『月刊道端ジェシカ』等ですかね。
上記の本ならヤフオクに出品すれば確実に5000円程度にはなるので、メモしておいたほうがいいです。
先日はしょこたんのお父様である故中川勝彦さんの写真集を出品したところ、驚くほどの高額で落札されました。

ま、そうは言ってもレア本だけをねらってブックオフに出掛けても、空振りに終わるのが関の山だと思いますけどね。
店主の場合はあくまでもサイン本せどりの副産物だと思っています。
毎週のようにブックオフに行けば、年に3〜4回はレア本に出会えるってことです。

さて、サイン本も紹介しておきましょうね。

市川亀治郎著『カメ流』(2008年・角川学芸出版刊)。

歌舞伎には詳しくないし、この方のこともよく知らないのですが、以前『タモリ倶楽部』の浮世絵特集の時にゲストで出演されていたのを記憶しています。
サインはシンプルに「kame」とだけ書かれています。
変に飾らないところに育ちのよさが表れているような気がします。

Kame

| | コメント (0)

より以前の記事一覧