カリスマ主婦
東京の南に自由が丘というところがあります。
自由が丘は正確には目黒区ですが、広い意味では世田谷区の一部も含まれます。
よく雑誌などにも登場するので、東京在住の方でなくてもご存知なのではないでしょうか?
世間の人にはいわゆる「オシャレな街」というイメージで見られているようです。
店主はこの街にほど近いところに住んでいるのですが、オシャレにはほど遠い人間なので自由が丘の近くに住んでいるメリットというのはまったくありません。
ブックオフが出来たのが唯一の救いですが、日常の買い物とかをするにはまるで使えない街なのです。
そんな自由が丘のはずれにこの人のお店はあります。
雅姫著『リネンとかごとヒヤシンス』(2005年・集英社刊)。
サインはとても小さく細い字で書かれていて、下に花柄のテープのようなものが貼られています。1行目は為書で「Dear yukari」と書かれているので、どこかのユカリさんに差し上げたもののようです。
雅姫と書いて“まさき”と読むのだそうです。
店主はそっち方面にはまるで詳しくないので知らなかったのですが、若い主婦の方たちに絶大な人気を誇るモデルさんなのだそうです。
店主はこの雅姫さんのことがちょっと好きになりました。
以前、雅姫さんのお店の前を通りかかったとき、たまたまご本人がおられたのです。
ファンらしき娘二人に写真をせがまれ、ケータイでツーショット写真を撮らせていました。一円のトクにもならないようなことでも快く引き受けてあげている姿を目のあたりにして好感度がアップしました。
その時の娘らの言い草がよかった。
「一生の思い出になるね!」
そりゃよかったね。



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