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高額商品

意外に思われるかもしれませんが、七庫屋では商品の価格に仕入れ値を反映させていません。
どういうことかと言うとですね、1000円で買ったから高く売ろうとか、逆に105円で買ったから安くてもいいや、ということは一切ないってことです。
ブックオフでいくらで売られていようと、うちに持って帰れば、どれも分け隔てなく「サイン本」となるのです。
ですから、場合によっては買ったときの価格より安く売ることだってあります。
まぁ、素人の副業だからこんなマネができるのでしょうね。

そんなふうにやっていると困ることも出てきます。
1000円程度の商品だったらまだいいですけど、これがもっと高くなってしまったら?
今回、まさにそんな悩ましい場面に直面してしまいました。

中丸三千繪著『声のある時間』(1993年・婦人画報社刊)。

世界的なオペラ歌手だそうですが、名前しか知りませんでした。
この本、なんと定価18,000円もするんですよ。
どんな人が買うんですかね。
たしかにいい紙使ってるしケース入りで豪華な造りには違いないんですけどね。
でも18,000円はないんじゃないかという気がします。

定価がそれだけの値段ならブックオフといえどもそれなりに高い値がつきます。
それでも私は買いました。
なぜなら「誰のサイン本でもある」のが七庫屋のモットー。
一人でも多くの著名人のサイン本をリストに並べたいじゃありませんか。
なワケで今回はちょっと無理をして買いました。
価格はリストを見てのお楽しみですが、“驚愕の低価格”になることをお約束します。

Nakamaru

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馴れ馴れしすぎやしないか

本日は新宿で営業でした。
営業というのはサイン会のことなんですけどね。
七庫屋の知名度を少しでも高めようと、これからは可能な限りサインの為書きを“七庫屋”としてもらうことにしたのです。

為書きを入れてもらうということは、それだけ価値が下がってしまうことになるのですが、最近は為書き必須が多いですし、なによりご本人を前にして「為書き不要」とは言えないですよ。
そんなわけで為書きは七庫屋でお願いすることにしました。
単に名前を書いてもらうだけよりは、「七庫屋って何ですか?」などと疑問を持ってもらえれば多少なりとも宣伝になりますしね。

本日のサインはエロ男爵ことこの方。
沢村一樹著『サワムラ2日記』(2008年・小学館刊)。

沢村さん、テレビで見る通りのイケメン。
スーツをビシッと着こなして決めてました。
サインを書いた後は、いちいち立ち上がって握手をしてくれる礼儀正しさ。
エロ男爵のイメージは皆無。

サイン会のファン層ですが、20代〜30代の女性がメインといったところでしょうか。
中には高校生ぐらいにしか見えないような女の子もいました。
男女比は3:7ぐらいですかね。
もっと男性が少ないと思っていたのでちょっと意外でしたね。

今回のサイン会、通常のサイン会では見られないような現象がありました。
それは、ファンの人がサインに注文をつけるということ。
「ハートマークを入れてください」とか「座右の銘を書いてください」とか沢村さん言われまくり。
私は何も注文つけませんでした。
というか失礼だろ、そういうこと言うの。
何でしょうかね、悪く言えば軽く見られてるってことなんだろうけど、
これも沢村さんのお人柄なんでしょうね。
それだけ愛されているということですよ、きっと。

Ikki

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Dear noriko

なんてにぎやかなサインなんだろう。
このサインを見た第一印象です。
この方のサイン本は今までにも何冊か発掘していますが、こんなに豪華なのは今回が初めてです。

常日頃言っていることですが、名前だけしか書いてないサイン本って味気ないものです。
鑑定家が毛嫌いする為書きだって、あってもいいと思うんです。
たとえばですね、このサインから名前以外のものすべてを取り去った状態を想像してみてください。じつに殺風景だと思いませんか。

リリー・フランキー著『女子の生きざま』(1998年・ぶんか社刊)。

目ざとい読者の方はお気づきのことと思いますが、為書きが「Dear noriko」となっています。
リリーさんときてnorikoとくれば、どうしてもあのnorikoさんを連想してしまいます。
このサインからは、いちファンに贈ったとは思えない、“愛情”みたいなものがにじみ出ているような気がするんですよね。
もしかしたら本当にあのnorikoさんに贈ったものかもしれませんね。

Noriko


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さらば渋谷、さらば東横線

地域限定ネタで申し訳ありませんが、東横線の話をさせてください。

東急東横線はその名の通り、東京(渋谷)と横浜を結ぶ私鉄です。
店主は学生時代を含めると途中ブランクはあるものの、ほぼ30年にわたって利用してきました。
会社へ行くときも、自宅から大井町線ー東横線ー銀座線ー半蔵門線を乗り継いで通っていましたが、このたびその東横線生活に終止符を打ちました。

理由はいろいろありますが、ひと言で言うと「嫌気がさした」ということです。
いちばん馴染み深い路線で何かと思い出もある東横線ですが、最近イヤなことばかり目につくようになっていました。
東横線沿線といえば東京では1、2を争う人気エリアで、昔から「客層がいい」などともっぱらの評判でした。
これから住もうと思っている人もおられるかもしれませんが、そんなのは幻想です。
何をもって客層がいいと定義するのかは諸説あるでしょうが、上品でマナーの良い人ばっかり乗ってると思ったら大間違いですよ。

その東横線、2012年には地下鉄副都心線と直通運転を行ない、さらに東武東上線や西武池袋線にも乗り入れるそうです。
現在の東横線渋谷駅跡地はJR埼京線のホームになるということです。

こういうのも東横線をやめる一因と言えるかもしれません。
最近こういう無節操な私鉄と地下鉄の相互乗り入れが後を絶ちませんが、何か巨大な力でも動いているのでしょうか。国策なんですかね。
日本の鉄道がダイヤの正確さを誇っていたのは今は昔。
通勤時のダイヤが乱れまくるようになったのには、無理な相互乗り入れが影響しているのは火を見るよりあきらか。
東横線は渋谷と桜木町(これも何年か前に廃止され現在は元町中華街)間を走っていればよい。

さて、東横線をやめた店主が今どうやって神保町に通っているかと言うとですね。
その話はまた今度。

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どいつもこいつも

まったくもう、やってらんねえよ!
と、今ごろヤケ酒を飲んでる方もおられるのではないでしょうか?
日本中を震撼させた真木よう子さんの結婚&妊娠のニュース。
最近こんなのばっかりじゃないですか、一体どうなってんですかね。
少子化、少子化って騒ぐけど本当なんでしょうか?
できちゃった婚って芸能界だけの流行なんでしょうか?

今回発掘したのもそんな流行の最先端を行く人、らしいです。

Mie著『Smile』(2007年・幻冬舎刊)。

モデルさんのようですが、私は知りません。
前にも書きましたが、エビちゃんともえちゃんしか知りませんからね。
しかし、たとえ知らなくても買わなくてはならないのがサイン本ハンターの宿命。
このサイン本にどれほどの価値があるのか分かりませんが即買いしました。
若い人には超人気のカリスマモデルなんですよ、きっと。

サインは紙面をめいっぱい使ったアート系。
ハートマークは必須ですね。
土屋アンナさんとかもそうですけど、最近の娘さんに多いタイプです。

Mie

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「猿は猿を殺す」らしい

コーネリアスと聞いて店主ぐらいの世代が思い浮かべるのは、映画『猿の惑星』に登場するチンパンジーの科学者なのですが、若い人だとミュージシャンのほうを連想するのではないでしょうか?

コーネリアス著『コーネリアスの惑星見学』(1998年・角川書店刊)。

今回発掘した本をパラパラと読んでみたのですが、店主がうすうす感じていた疑惑は当たっていて、コーネリアスのアーティスト名は『猿の惑星』から引用したのだそうです。

さらにパラパラと読み進むと、コーネリアスこと小山田圭吾さんとNIGOさんが猿の権威という大学教授に猿の話を聞くという記事がありました。
NIGOさんは言わずと知れた「A BATHING APE」の主宰者、そしてこの本の編集を担当しているのが川勝正幸さん。
川勝さんといえば渡辺祐さんの事務所「DO THE MONKEY」所属なんですよね(この本発売当時)。
なんかすごいですね、「猿祭り」って感じです。

この猿の権威によるとMONKEY(猿)とAPE(類人猿)の違いは、見分け方としては尻尾があるかどうか、なんだそうです。知りませんでした。
人間、一生勉強ですね。

このサイン、太いです。
毛筆で太いサインは珍しくありませんが、マジック? でここまで太い字を書く人は初めてのような気がします。
小山田さんを、マジック太字王暫定チャンピオンに認定させていただきます。

Koneria



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2年ぶりの大物発掘

三省堂書店の近くで昼飯を食ってたときの話です。
その店は居酒屋なのですが、片手間にランチもやっているのです。
片手間なので当然おいしくはなかったのですが、そんなのどうでもよくなるような事件が勃発しました。

その店の内装はレトロ調で古いポスターなどが貼られていて、BGMもナツメロというか昭和の歌謡曲みたいのが流れていました。
山本リンダ、いしだあゆみときて、次にかかったのが何だか力の抜けるような聞き覚えのあるイントロ。一瞬店内の空気が弛緩したような気がしました。
なんだっけ、と思いながら食事を進めます。
やがて歌が始まり、それはY田N美さんの『風の谷のナウシカ』のイメージソングだということが分かりました。
なつかしいなぁ、と思ったその時です。
近くにいた30代ぐらいのサラリーマングループの中のひとりがこう言ったのです。

「オレ、初めてこの歌聴いたときさぁ…」

なになに(店主の心の声)。

「世の中にこんなオ●チがいるのか、と思ったよ」

ブフッ(口に含んだ飯を吹き出しそうになる店主)

どっひゃー、言っちゃったよ。
シロウトさんは言うことに遠慮がないですね(自分もシロウトだけど)。
たしかに、たしかに君の言うことはもっともだ。
もっともだけど、そこはほら大人なんだしさ、他に言いようがあるじゃないか。
と意見のひとつもしてあげたかったのですが、笑いをこらえるのに精一杯でした。

さて、そんな前フリとはまったく関係なく本日の収穫をご紹介しましょう。
今日はすごいですよ、トリプルネーム。
しかもその中のひとりは世界のムラカミです。

村上春樹・吉本由美・都築響一著『地球のはぐれ方』(2004年・文藝春秋刊)。

3人の署名にするめのハンコまで押してあり、サイン本としては申し分のないものです。
サインをよく見ると、3人とも違う筆記具を使っているのが分かります。
店主の見立てでは村上さんは水性ペン、吉本さんは墨?
都築さんのサインだけ裏うつりしているのでマッキーのような油性ペンではないかと思われます。
合同サイン会とかやったんですかね?
でも村上さんがサイン会に出席するとは思えないよなぁ。

調べてみたら前回村上さんのサイン本を発掘したのは2006年の11月だと判明しました。
しかも5日、あれからほぼ丸2年目に2冊目を発掘したということですね。
2年で村上春樹さんのサイン本を2冊発掘した私は運がいいのでしょうか?
決してそんなことはないと思います。
ただ単に探す回数が多いからなんですよ、確率の問題です、多分。
みなさんにもチャンスはあります、手間ヒマ惜しまずとにかく探すことです。

PS

みなさんは、この本を買うとしたら、いくら出せますか?
お客様も七庫屋もお互いハッピーになれる価格で販売できれば嬉しいのですが…。
忌憚のないご意見をお聞かせください。

Surume

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町田で得たもの、失ったもの

ひさしぶりに町田へ行ってきました。
町田中央通り店が閉店してからは初めてとなります。
長らく「日本一の古本屋」として君臨していた町田中央通り店ですが、最近は秋葉原店や渋谷店など大規模店が次々とオープンして影がうすくなっていました。
そこで、駅前の東急ツインズというオシャレなビルに移転して新しい客層を取り込もうということにしたのではないでしょうか?

新しいブックオフはJRの町田駅を降りるとすぐに例の黄色い看板が目に飛び込んできます。
さらに店内に入ると「ブックオフはこちらですよ」と誘導するバナー広告のようなものまで設置している念の入れよう。
7階まではエスカレーターがあるのにそれより先はなぜか階段を利用して8階のブックオフへ。
予想はしていましたが、地下1階から地上3階まであった中央通り店とは比べものにならない狭さ。ブックオフのあるフロアだけは人でごった返していて異様な雰囲気でした。

ここで疑問に思うのですが、ブックオフをテナントとして受け入れる側(この場合は東急だと思うのですが)にとって何かメリットはあるのでしょうか?
よけいなお世話かもしれませんが、古本持ったお世辞にもきれいとは言えないような人たちがオシャレなファッションビルの中をうろうろしていたらイメージダウンは避けられないような気がするんですよね。
大家としては家賃さえ払ってくれればいいということなのでしょうか?
しかし、はたから見るとビル全体がブックオフに乗っ取られたように見えますよ。
それでいいんですか東急さん?

町田という土地は店主がせどりに行く中では最も遠いと言っていいでしょう。
今までは中央通り店があったからこそ足繁く通っていたわけですが、これからは高い交通費と時間を使ってまで行く価値はありませんね。

ツインズ店で大した収穫が無く、次の目的地である旭町店へ。
ここでもこれといった収穫はありませんでした。
この店、本がみんな薄汚れててイヤな感じ。

そんな踏んだり蹴ったりの町田でしたが、ちょっとイイこともありました。
旭町店の帰りに軽く道に迷って、偶然古本屋さんを発見しました。
店主はふだん町の古本屋さんに入ることってめったにないのですが、なぜか魅かれるものがあって入ってみました。
そのお店の名は「ジャバーウォック」。
絵本、児童書、思想、哲学…とバラエティに富んでます。
そうかと思うとヤクザ映画のポスターやオモチャもあったりして、とても居心地のよい空間でした。
惜しまれつつ閉店した綱島の「Jet-Shin」に似ているような気がしました。
店主はリアル店舗を持ちたいという願望はないのですが、こうして小さいながらも夢を実現した人の姿を目の当たりすると「いいな」と思ったりもするのです。
町田のブックオフはダメになってしまいましたが、ここにはまた来てみたいものだと思いました。

そのジャバーウォックさんは古本屋さんとしてはサイン本の品揃えが充実していました。
あいさつ代わりと言っては何ですが本日購入したのがこれ。

吉本ばなな著『ばななブレイク』(2000年・幻冬舎刊)。

ブックオフで買うよりは割高でしたが、まあ納得できる値段でした。
他に横尾忠則先生のサイン本などもありましたっけ。

Banana2





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川崎東口の救世主

実家のある川崎に行ってきました。
よその地域にお住まいの方には何のことやら分からないと思いますが、川崎駅西口にラゾーナという巨大ショッピングモールが出来たことによって東口は壊滅的な打撃を受けました。
日に日に減少する客足を前に「このままじゃいかん!」と、東口連合会(仮称)が思ったのは当然と言えましょう。
現在、東口の駅ビル「BE」が改装工事中なのですが、ちょっとやそっとのことでは客を呼び戻せないことは誰の目にも明らか。
そこで、東口連合会(仮称)がとった作戦というのがすごいというか大胆。
なんと都内でもまだ数店舗しかなく行列が絶えない「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を誘致してしまったのです。
これならラゾーナに流れた客を呼び戻す効果はあると思いますね。
ただ、それが3カ月もつのか半年もつのか分かりませんけど、東口連合会(仮称)は次の一手を考えなければなりませんね。

ところで、クリスピー・クリーム・ドーナツが出店する場所に今まであったカレー屋さんがどうなってしまったかという疑問が浮かんでくるわけです。
駅前というか駅中の1階の超一等地、そう簡単に手放すわけがありません。
カレー屋さんの行方やいかに?
じつはすでに「MORE'S」に移転していたのでした。
ここも駅前の一等地には変わりないのですが、駅から0分と3分では大きな差がありますよね。
ふつうならそんな不利な条件は飲めないはずですが、あえて移転を快諾したカレー屋さんに、東口を救うためにひと肌脱いだような「男気」を感じるのです。
ちょっとイイ話だと思いませんか?
以上はあくまでも店主の勝手な想像ですけどね。

その東口にある丸井にひさびさに行ったのですが、上のほうの階にラジコンのサーキットが出来ていました。
もともとこういうのは嫌いじゃないので、チビっ子に混じってつい見入ってしまいました。
現在のラジコン事情というのがどうなっているのかよくわかりませんが、この分野も少子化の影響からか高齢化が進んでいるようです。プレイしているのはほとんどがオッサンでした。

私がラジコンに魅力を感じるのは「ありえない」ようなコーナーリングをするところですね。
ストレートとたいして変わらない速度でコーナー(しかもヘアピン)を駆け抜けていくさまは見ていてグッときます。

常時4〜5人がプレイしていて、ピット?みたいな所で整備してた人たちが入れ替わり立ち代わり参戦してくるわけすが、素人目に見ても明らかに走りに「格の違い」があるんですよね。
プレイしている人はみなそれなりに上手なんでしょうけど、上手い人のコーナーリングというかライン取りは直線的でスムーズですね。
私はラジコン経験はありませんが、ひょっとしたら本物のクルマの運転より難しいのでは?
などと思ってしまいました。

Radicon

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タワレコポスター顛末記

横尾忠則先生がタワーレコードのポスターを作ったとの情報を得た。
そりゃ一大事だ! ってんで行ってきました新宿へ。
なんでもタワーレコード新宿店の開店10周年記念のために描き下ろしたそうで、新宿店に行かないと見れないんですね。
で、新宿へ行ったわけですが、じつは店主はタワーレコードがどこにあるか知らなかったんですよね。
たぶんタカシマヤのほうだろ、と思って南口を出て跨線橋を渡ったら、すぐそこにありました。タカシマヤにあるのはHMVだったのでした。

Flagsというビルの上のほうにあるタワレコへ一直線。
店内は横尾先生のポスターがそこらじゅうに貼られていました。
ポスターのデザインは『新宿泥棒日記』のポスターの上にタワレコのロゴをストライプ状にあしらったようなもの。
一見するとタワレコ色の濃いデザインですが、そこにはたしかに横尾忠則の世界があります。
店内には臨時に設けられた横尾忠則グッズ売場(写真参照)などもありました。
しかしポスターの販売はしていないようです。
そこで近くにいた店員に尋ねてみることにしました。

店主「10周年のポスターなんですけど、販売の予定はないんですか?」
店員(めんどくさそうに)「よく聞かれるんですが、そのような予定は一切ございません」
店主(力なく)「あ、そうなんですか」
店員(キッパリと)「キャンペーンが終了したらすべて横尾さんに返却することになっています」
店主「そ、そうなんですか。どうも失礼しました」

と、けんもほろろの対応。
よし、わかった。
もしヤフオクに出回ったりしたらタワレコの店員が横流ししたとみなすからな。

でもね、そんなに落胆はしてないんですよね。
あと2、3年もしたら横尾先生のオフィシャルサイトで2万円ぐらいで販売するような気がするんですよ。
アーティスト横尾忠則は実業家でもあるのです。

Tower


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